皮膚がんの再発

皮膚がんの中で、発症率が高くなっている基底細胞がんですが、病状の進行が遅いのが特徴で、ほかの箇所に転移することも、ほとんどありません。ですが例外的に、ごくわずかな可能性で転移もありえます。

皮膚がんの再発(つづき)

高齢者が発症することが多く、嫌な臭いを伴う有棘細胞がんは、比較的病状が早い段階から皮膚を越え、筋肉や骨に浸潤します。

また、血管を利用して肺や肝臓などにも転移する可能性があります。手術によって悪性腫瘍を取り除いたとしても、すでにほかの部分へと転移している可能性があります。

有棘細胞がん患者の約2〜3%が遠隔転移を起こしています。また有棘細胞がんは、ほとんど再発しない基底細胞がんとは違い、皮膚がんの再発の可能性もあります。そのため、有棘細胞がんの治療は手術による外科療法のほか、放射線治療、化学療法などいくつか組み合わせて行われます。

皮膚がんの中で1番悪性度が高い悪性黒色腫(メラノーマ)ですが、悪性黒子型黒色腫、表在拡大型黒色腫、結節型黒色腫、末端黒子型黒色腫の4種類に細かくわけられています。

メラノーマのうち、結節型黒色腫はもっとも転移を起こしやすいとされています。メラノーマは肺や肝臓、脳などにも転移するので 手術後にも注意が必要となってきます。表在拡大型黒色腫は比較的、がんの進行が遅いので転移しにくいのが特徴です。

皮膚がんイメージ

皮膚がんの生存率

皮膚がんも、ほかのがん同様に、死亡する可能性がある病気です。皮膚がんのうちでも特に悪性が強く、注意が必要なのが悪性黒色腫(メラノーマ)です。

メラノーマは足の裏にできることが多く、体の表面にできるにもかかわらず、発見が遅れる場合があります。またメラノーマは進行が早く、悪性腫瘍が急速に広がるのが特徴です。表皮のみの広がりなら、あまり心配はいりませんが、表皮の部分が少なくても、深さがある場合には注意が必要です。

メラノーマの初期の段階での5年生存率は100%。病期2なら約90%。病期3なら約60%になっています。がん治療が格段と向上しているとはいえ、病期3までメラノーマが進行してしまうと、患者の約2人に1人は亡くなってしまうという、恐ろしい数字がでています。また、病期3にまで進行している場合は、リンパ節に転移している可能性も高くなってきます。

皮膚がんには、頭と顔にできやすい基底細胞がんや、顔や手足などに発生しやすい有棘細胞がんあります。基底細胞がんは転移する可能性がほとんどなく、生存率も100%で、死亡することはありません。

有棘細胞がんも5年生存率は、ほぼ100%です。ですが、病状が進行するにつれ約2〜3%の確率で転移がみられます。有棘細胞がんが転移した場合には、生存率がとても低くなってしまうため、早期治療が重要になってきます。

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